卒業生の声 – 詫摩 浩一さん

── 本日は、谷口コーチの養成講座に参加された詫摩浩一様にお話を伺っていきます。よろしくお願いします。

現在、詫摩さんがされているお仕事についてお教えてください

詫摩さん:今、僕は、研修講師とコーチという形で両軸で動いてるんですけども、面白いところですと、一つはエイベックス・アーティスト・アカデミー様。

ここには、ダンサーの人とか、ボーカルさん、モデルさん、俳優さん、ラッパーさんなどたくさんいるんですけども、その方たちの全国のインストラクターに対しての研修をやっているんですね。

それと、海上自衛隊の第3術科の学校があるんですが、そこの学校の教官を対象に、ここでもコミュニケーションも必要だし、コーチングが必要なんです。

さっきの、エイベックス様もインストラクターですから、先生なわけです。そういう所で研修をさせていただいたり、あるいは、その中の何人かをコーチングさせていただいたりとか、そういう活動をしています。

習うんだったらこの人しかいない!

── 谷口コーチの講座を知ったきっかけを教えてください

詫摩さん:私は前職がありまして、まだその時は、会社を辞めてなかったんですが、2011年だったと思います。そろそろコーチとして独立しようかと考えた時にインターネットを見ていたら、「虎プロ」というのが始まっていて、2011年度の募集がかかっていたのを偶然見たんです。

そのあと、谷口さんという人がいるんだ、ということに気が付いて、DVDとかがありましたからそういうのを見て、『習うんだったらこの人しかいないな』と思ったのが一番最初でした。

── その時はまだ独立されてなかったということなんですけど、参加されてから独立されたんですか?

詫摩さん:そうですね。そこに参加して、谷口さんといろいろお話して、「これからどうするの?」って聞かれて、「独立を考えています。」ってなったんですね。

そしたら、谷口さんに「独立しちゃいないよ!」って言われて、まあ大体そういうきっかけなんでしょうけども、背中を押してもらったような形で独立をしました。

実際の研修を見て、肌感覚で覚えられる

── 「虎プロ」に参加されるときに、何か解決されたいことはありましたか?既にコーチの勉強はされていて、資格などはお持ちだったんでしょうか?

詫摩さん:コーチの資格は持っていたんです。

ただ、正直やったことないし、「やったことがない」というのは、お金を取ってやったことがないという意味ですが、あるいは、研修もやりたいと思ってたけど、研修の構造とかって、わからないじゃないですか。

そこはズブの素人ですから。その辺は全くわからなかったです。

── わからない状態で入られて、谷口コーチの虎プロを受講されることで、そのわからなかったことがどんどん明確になっていきましたか?

詫摩さん:谷口さんの研修の仕方自体が勉強になったんですね。

「ああ、なるほど、こうやってやるんだ」とか、「いくつかに分けていて、ああ、これくらいの時間でやるんだ」とか、そういう構造を教えてくれたことも、もちろんあるんですけど、実際に見ながら、肌感覚で覚えました。

── すばらしい!参加すると決められた時に、谷口コーチの講座に期待されていたことは何ですか?それは解決されましたか?

詫摩さん:自分で学んではいたけど、それが合っているかどうかわからなかったし、これが重要なんだってことはわかってたけれども、じゃあ具体的にどうやるのか?っていうのが、今一つ見えなかったんです、最初。

そこについては、全て答えてもらったっていうか、研修の中で掴まさせてもらったっていうんですかね、もう十分すぎるくらい。

家族とのコミュニケーションが根本から変わりました

── 谷口コーチの講座に参加される前と後で、詫摩さんが一番ここが変わったなっていうことがあれば教えていただけますか?

詫摩さん:これ恥ずかしい話ですけどね、家庭での、かみさんも含めて、コミュニケーションが根本から変わりました。

── そうなんですか?谷口コーチの講座に参加されて?

詫摩さん:そうですね。コミュニケーションの構造がわかったということが第一ですよね。

それがわかった上で、俯瞰して自分を見た時に、もちろん仕事面とかでもあるんですよ。

でも家のコミュニケーションって一番身近でしょ?

「なるほど、俺、結構間違ってたじゃん」みたいなのが露骨にわかったので、まず一番最初に気が付いたのはそこでした。

── 一番身近な人とのコミュニケーションが改善されていったんですね

詫摩さん:うちではね、更生前と更生後といわれている位変わっている(笑)

いや、前がそんなに悪かったっていうわけではないですよ。でも、やっぱり身をもっていろいろ感じるものがあったんですね。

── 身近なご家族とのコミュニケーションが変わったということは、もちろんその他の方々とのコミュニケーションも知らず知らずのうちに変わっていかれたんでしょうか?

詫摩さん:おそらく周りにも、僕が気が付かなかったことがたくさんあって、そのことも自分で意識ができるようになった来たので、おそらくいろいろ変わったんだなって思います。

谷口コーチから教わった「関係性の大切さ」

── コーチングの講座で資格も取得されて、コーチングについてそれまでもずっと勉強されてきて興味を持たれたと思うんですけども、その講座の中でも同じようにコミュニケーションというものは勉強されたと思います。

それと谷口コーチの講座ではやっぱり違うものがあったということですか?

詫摩さん:一般論として言うと、一般的なコーチングのスクールに行くと、当たり前かもしれないけど、コーチングのスキルを習うんですよ。

僕もそうなんだろうな、と思ってたんですけども、ICF(日本コーチング連盟)にコア・コンピテンシーっていうのがあって、関係性、例えば、「クライアントさんとの関係性を最初に築きなさいよ。」っていうのが、一番最初にあるんですね。

谷口さんの所に行くと、そこから始めるんですよ。

コーチの存在感がって、いろいろその前にあるんだけれども、「スキルに入る前に、関係性をきちんと構築してからじゃないとコーチングはだめだよ」、みたいな入り方をきちんとそれに則ってしてくれるので、

そういう意味で、他の所とはコミュニケーションに対する学び方が全く違いました。

── 谷口コーチも、コーチとして成功することの重要性として、まずは人格というようなところに焦点を充てられているんですけど、その部分からしっかり学んで、その土台があった上でのスキルだったり知識だったりっていう学び方をしていくっていうことなんですね。

詫摩さん:まさしくその通りですね。それがものすごく腑に落ちました。

── やっぱりスキルだけを持っていても、なかなか上手く活かせなかったっていうことなんですね。

詫摩さん:まあ、嫌な奴にコーチしてもらいたくないし、感じの悪い人の研修は嫌だし、やっぱり、そこから「関係性の質を上げていくことで、いろいろ変わって来る」っていうことを教えてもらったので。

それが、スキルだと言われれば、そうかもしれないけど、コミュニケーションを最初に構築するというのはものすごく、関係性ね、とっても大切だなって思いました。

谷口コーチの魅力は?

── 谷口コーチのこんなところが素晴らしい、と感じられている部分などありましたら教えていただけますか?

詫摩さん:谷口さんを見ていると、コーチってこういう人なんだなと思うんですね。

谷口さんの生き方を見ていると、さっき言った「ICFのコア・コンピテンシーに沿っている」といういい方はおかしいんだけども、もちろんそれだけじゃないので。

でも、自分の中で決めたことは、きちんと実行する人なので、人間的にすごく信頼ができる。

そこが、もう全く僕は違うなと感じました。

約束守るとかそういうこと、当たり前のことなんだけども、まず人間関係をしっかり作ってくれる人なので、信頼感の度合いが他のコーチたちとは違うと思います。

── 信頼感の度合いが違う。

詫摩さん:コーチっていうのは、こういうものだよっていう。

例えば、「約束は守る」とか、「先約優先なんだ」とか、「困った時には勇気がいる方を選ぶんだ」とか、いろんなこと言うんですけど、言ってるだけじゃなくて、谷口さん自身がやっているのを僕たちは見ているので、感じられることを実際にもやっていることが見れるんですね。

こうあるべきなんだと。コーチをしている時だけコーチじゃなくて、そうじゃない時にもそういう生活をしているから、それがきっと人格に繋がって、それが信頼に繋がるんだなっていうのを身をもって教えてくれる人、そんな感じがします。

元は取れる?

── 2011年、2012年と虎プロに参加されて、そのあとスポーツコミュニケーションのアドバイザーの養成講座など、本当に谷口コーチからいろいろ学ばれていると思うんですけど、その分投資されるお金もそれなりの金額になっていると思うんですね。

よく聞くのが、投資した金額、払った費用の元が取れるんだろうか?っていうことで悩まれる方が多いと思うんですね。それについてどう思われますか?

詫摩さん:結論から言うと、元は取れました。

虎プロを2011年、2012年と受けて、その後独立をしたんですが、結局は、そこで覚えたことを基にして、僕の場合は、1年以内に元が取れました。

スポーツとかもやっているんですけども、そこでも今、後進の研修とかもあるので、そこから発展していくことが多いので。

まあ、最初、いろいろ仕事のとっかかりを見つけるっていうことはありますけども、きちんとした技術、知識とツールももらえるので、スキルがあれば十分元が取れると思います。

虎プロへの参加を悩まれている方へ

── 虎プロは2014年に一度ファイナルとなって終わったんですけど、今度新しくリニューアルして、これまで谷口コーチがプロのコーチとして独立して約18年間培ってきたノウハウ全てを伝えられる、新しい虎プロを始められるということになったんですけど、参加したいと悩まれる方もいると思うんですね。

そういった方たちに先輩の詫摩さんからメッセージなどをいただけるとありがたいです。

詫摩さん:今、悩んでる方がもしいたら、絶対に参加するべき!

僕が参加した時、実は2年、2011年と2012年に参加しているんですけど、その時よりも、はるかにレベルアップしています

谷口さんに、今回の内容を聞いているわけではないですよ。

でも、他の所でお話ししていたり、話しているのを聞いたりしていると、前よりも格段に経験を積んでいるので、分かりやすく、初めてコーチングをやる人達にも、腑に落ちる言い方を絶対にしてくれるので、これ、絶対出た方が良いと思います!

── どんな方にお勧めされますか?

詫摩さん:プロでコーチとして食べていこうという人は絶対出た方が良い!

それと、コーチと一緒に、研修も結構やると思うんですね。

その研修のやり方も谷口さんが研修でやっている言動がそのまんまスキルなので、研修を勉強すると良い!

僕も研修をやっているんですけども、研修の評価って異常に高いんですよ。

それはなぜか?っていうと、谷口流って言ったらおかしいけど、全く同じじゃないけれども、谷口さんの今までやってきたことを僕は踏襲してやってるつもりでいるので、ものすごく評判が良いっていうのが一つです。

あと、ちょっとこれはズレるかもしれないけども、お子さんとのコミュニケーションに困っている方とか、そういう方にもコーチングを駆使するかどうかは知らないけども、今知っておいた方が良い情報がたくさんあるので、そういう意味でもいいんじゃないかな。

あと、小学校の先生とか、学校の先生も参加されたらいいかなって思います。

── 本当にいろんなコミュニケーションが変わるということなんですね。ありがとうございます!

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